あら、なんと5月はこれが初投稿!
晴れが続いたので、今日は本腰入れて衣替えしました。
思い切って要不要を決めながら、
思い切って要不要を決めながら、
丈が気になっていたパンツの裾上げしたり、弛んでいたボタンの補強をしたり、
アイロンがけしたり…
アイロンがけしたり…
集中すると ドッと汗が噴き出す夏日。
あっという間に夕方になっていました。
そんなこんなで整理していると、思いがけずかつての同僚からもらった物(上の画像)が出てきました。
貿易公司の職場を退職するときに贈ってくれたものです。
当時のプレゼントは決めたところにしまっているので、ちょっとビックリ。
模様が見えるように白バックにしたので、まるでこういう模様のクッションみたいですね。
実際には、シースルーの生地に文字と絵柄が貼られたハンカチのようなもの。
とても中国っぽい。
同僚が本国に帰省したときに買っておいたらしいです。
幸せを願って贈る物が多い中国ですが
貰ったときから、これはどう使うべきなのか分からずにいます。
せっかく再会したので、茶器の上にでも被せようかな。
中国って当人に聞いても答えが得られない装飾品が多いんですよね・・・。
ただ、贈る意味は明確です。
これを見つけたとき、扉が開いたような… 何かに誘われているような感覚がありました。
ちなみに
金魚の図は吉祥図案としていろいろなもので見られます。
日本もそうですが、中国も言葉遊びのように同音異義語で験担ぎのオンパレード。
日本もそうですが、中国も言葉遊びのように同音異義語で験担ぎのオンパレード。
魚の発音は「余」や「玉」と似ているので、お祝い事の献立はもちろん、図案も欠かせないとか。
金魚は魚の名前自体に「金」がつくうえに、お金が余るという意味にとれるので、裕福で幸せになることの象徴として描かれるんだとか。
たいてい2匹が描かれているけれど、一匹の場合の意味があったり
金魚鉢の中の金魚か、池で泳ぐ金魚か
一緒に描かれる植物は何か…で意味が違ってくるようです。
貰った物に目を戻すと…
どうやら金魚鉢で泳ぐ金魚が上を向いているので
宝物が家いっぱいに満ち、生活が上向き、裕福で幸せになることが描かれていると分かります。
そんな意味のものと、思いがけず再会したことが素直に嬉しい!
以前、蝉の図案について書いたときも思ったことだけれど
福につながる言葉に解釈しなおす知恵はもちろん、哲学的に捉える視点はアッパレです。
ただ、それは、どんなことも幸せに導く物として捉えずにはいられないほど
人々の暮らしが苦しかったことを示しているような気がします。