この2週間、
DVの構造と直接被害者のトラウマ、その被害者家庭に育った子供への影響を考える資料を読み込んでいます。
同内容のセミナーレポートを書く為なんですが、どうにもはかどらないのです。
日常的な暴力下で無意識のうちに形成される数々な障害…。
被害者の子供として育った子供が、加害者になるケースが少なくないといいます。
健全に育つということがどういうことなのか…。
環境の大切さが心にしみます。
そんなことが頭を占めている間に、今日「女性に対する暴力撤廃国際日」を迎えました。
女性に対する暴力とは無関係だ…と思う人も多いでしょう。
DVの構造と直接被害者のトラウマ、その被害者家庭に育った子供への影響を考える資料を読み込んでいます。
同内容のセミナーレポートを書く為なんですが、どうにもはかどらないのです。
テーマについては長年聞き知ったことなのに、今更にして問題の重さを思い知ったというか…。
心療内科医を目指すような方々が知る専門用語のオンパレードでもあるし、具体的な診察例と診断の背景など読めば読むほど、この問題を扱っているセラピストの責任に気づかされます。
日常的な暴力下で無意識のうちに形成される数々な障害…。
被害者の子供として育った子供が、加害者になるケースが少なくないといいます。
健全に育つということがどういうことなのか…。
環境の大切さが心にしみます。
そんなことが頭を占めている間に、今日「女性に対する暴力撤廃国際日」を迎えました。
女性に対する暴力とは無関係だ…と思う人も多いでしょう。
でも、支配欲・権力への関心は? と聞かれたらどうでしょうか。
暴力意識の根源といえるこれらは、無意識に刷り込まれていることが多いと言います。
直接、誰かに暴力をふるっていないとしても、心のどこかに薄っすらと、
支配する喜びや権力誇示の優越感を覚えるヒダがあるとして…
その一人ひとりの心のヒダが重なれば、
人を支配することへの共感、
支配するには高圧的な態度が必要だという考え方の共感、
その手段として暴力を容認する
ということに繋がりかねません。
事実、それが社会を作っているようなものなんじゃないかと思います。
そして、その先にあるのが武力行使は国を守るためにやむを得ないという考え方。
結果的に、
その戦争で受けなくてよい被害にあっているのが女性なのですよね。
暴力によって引き起こされた障害に向き合う医師の講義で語られた
「暴力は強大な伝染病だ」という言葉が、改めて重く感じられます。
「暴力は強大な伝染病だ」という言葉が、改めて重く感じられます。
知らず知らずのうちに刷り込まれている考え方をチェックして、
自分で自分を探ってみる。
それだけでも、女性に対する暴力をなくすことに繋がるのではないかと思います。
そうして自分を見つめることで、何かを受け入れる準備ができて
社会の見方も変わるかもしれません。