電車待ちのホームに、カマキリを発見。一つ席を空けて隣に座っていた男性が、自分の傘にとまっていたのを見つけて振り落としたようだった。
カマキリは、しばし状況判断中… とばかりにカマを地面に下ろして全身を支えるように身をもたげ、遠くを見渡すような仕草。
背中に哀愁。「ここ、何処だよ・・・、まったくよぉ」・・・ちょっとオヤジっぽい仕草。
その後、ノンビリノンビリ歩き始めた。(なぜ飛ばない?)
足元の小さな存在に気づく人もいれば、まったく気づかずカマキリに向かって歩く人。。。
その度に、心の中で 「あ、あぶない!」と、ヒヤヒヤ。
気づいている人の視線はカマキリを追う。そんな人たちの様子もウォッチング。
コンクリートのホームに映える鮮やかなライトグリーンのボディーは、階段近くに立つパンツスーツの女性に真っ直ぐ向かっていた。その人、カマキリはもちろん、みんなの視線にも気づいていない様子。声をかけるには遠く・・・。関西的おばはんスイッチは入らず。
そのうち、彼女の靴に到着。どうやら上を目指している様子。見てはいけないものを見てしまったような、隣の男性からもそんな気まずい雰囲気が伝わってきた。一瞬目を離したすきに、カマキリの姿はなく…「ま・さ・か?」
そこへ、電車到着。
結末が気になる、15分の電車待ちのひとときだった。・●
カマキリは、しばし状況判断中… とばかりにカマを地面に下ろして全身を支えるように身をもたげ、遠くを見渡すような仕草。
背中に哀愁。「ここ、何処だよ・・・、まったくよぉ」・・・ちょっとオヤジっぽい仕草。
その後、ノンビリノンビリ歩き始めた。(なぜ飛ばない?)
足元の小さな存在に気づく人もいれば、まったく気づかずカマキリに向かって歩く人。。。
その度に、心の中で 「あ、あぶない!」と、ヒヤヒヤ。
気づいている人の視線はカマキリを追う。そんな人たちの様子もウォッチング。
コンクリートのホームに映える鮮やかなライトグリーンのボディーは、階段近くに立つパンツスーツの女性に真っ直ぐ向かっていた。その人、カマキリはもちろん、みんなの視線にも気づいていない様子。声をかけるには遠く・・・。関西的おばはんスイッチは入らず。
そのうち、彼女の靴に到着。どうやら上を目指している様子。見てはいけないものを見てしまったような、隣の男性からもそんな気まずい雰囲気が伝わってきた。一瞬目を離したすきに、カマキリの姿はなく…「ま・さ・か?」
そこへ、電車到着。
結末が気になる、15分の電車待ちのひとときだった。・●