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過去も未来も、いま「ここ」で出会っている。心の居場所を綴るLife log


by gaiaship

科学映画の父


御歳100歳の天寿を全うされた小林米作氏のフィルモグラフィが出版されました。
その記念上映会&コンサートに本日突如お誘いいただき、行ってきました。
開演45分前に連絡をもらって、茅ヶ崎の会場に駆けつけました。

なんというか、自分でもビックリの即決、行動でした。
昨年、弔問に伺うことができなかったので、せめても…の思いもあり。

行って良かった!

科学映画というと、なんだか堅苦しいと思われるかもしれません。
ま、じっさい「わからない」とブロックしてしまうと、まったく入り込めないかもしれませんが
目の前の映像は、別に難しいことではなく、
日々の体の中で何が起きているのかを、ただ見せてくれているだけなのです。
しかもそれが想像を超える、はるかに激しい動きなのです。
外からはまったく分からないのですが、
細胞たちはたしかに生み出しては壊し、とても忙しく、ときに興奮しています。

たとえば「骨」。

骨の中ではいまこの瞬間も、せっせと骨が作られ、
その一方で、せっせと自ら破壊しているのです。
形成と破壊が同時に行われていて、そのバランスを保って「骨」という状態のものが
肉体の中心にあるんです。

そういえば、私が目にする骨は死んだモノ。
生きている骨が瑞々しいものだなんて、想像したこともありませんでした。

身体の中の全ての部署が、いまも細胞たちの動きによって細かく振動しているのです。
あの映像を見てしまったら、変化し続けている微細動を、
そのエネルギーを感じずにはいられません。


小林さんが撮影の依頼をうけた企業、団体は日本を代表する医薬品、化粧品企業です。
撮影から得た様々な発見が、医学はもちろん、商品開発に生かされています。


またまた体の神秘を知りました。

体の中は社会そのもの、宇宙そのものです。


また、現代音楽作家、一柳慧さん、武満徹さんなど、
映像にいち早く現代音楽を使い、彼らの発表の場を与えることにもなっていた米作さん。
ご子息は有名なバイオリニスト。
音が、これまた体に染みる一日でした。
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by gaiaship | 2006-08-13 22:04 | 時事 | Comments(0)