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過去も未来も、いま「ここ」で出会っている。心の居場所を綴るLife log


by gaiaship

小っちゃいなぁ


夏になると、かならず玄関先やベランダに現れる蝉。
蝉の飛行高度は10数メートルらしいのに、5階にたどり着くのはどういう術を使っているんでしょう?
風に乗るのかな? 這い上がってくるのか??

短い地上生活の間のミッションをこなすには、
出会いの確率が高い樹木にいた方がいいと思うんだけど…
なんて変な心配しちゃいます。

事情は分かっていても、玄関とベランダで留まってなく蝉のせいで
うるさくて窓を開けられないし、仕事に集中できません。

勘弁してくれ~ と迷惑モードでいたんだけれど、
ちょっと考え方を変えてみました。


蝉って、たしか縁起物だよね???

と。

中国の伝統文様の中に見かけるからです。
花瓶や酒器、家具などに「なぜ? これが?」と思うようなものをモチーフにしていることが多くて、
コウモリの次に、よく不思議に思っていたもの。

蝙蝠はその「蝠」の発音が「福」に似ているから、縁起物として本当によく使われています。
(日本以上に、こういう同音に縁起をかつぐのが中国の面白いところ)
それは中国の人に聞いていたから知っていたんだけれど、
蝉については「なんでだろう?」と言ってました。

ちょっと調べてみたら
樹液のみ摂るので「高潔」、脱皮することから「再生」のシンボル。そして不死を表すそうです。
紀元前の漢王朝の時代から、そういう考えがあったようで、
高貴な(王族など)方が亡くなったとき、蝉を象った玉を口にくわえさせたそうです。
あの世で永久の命を得るようにとか、生まれ変わりを願ったんでしょうか。

高貴な人に対してしか扱えなかった模様のようです。
また、その生態と人の生き方・在り方を重ねる詩も多いことを知りました。
(メモ:京都大学の公開情報より)

そんな生き物に「この場を選んでいただいた」 と思うことにします。


小さい身体の力を振り絞って、驚くほど遠くまで自己アピールする姿には感服します。

短い命ですもんね。

尊重しなくちゃ。

迷惑がってるなんて、人間、小さいなぁ >_<





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by gaiaship | 2016-08-02 17:36 | 音・学 | Comments(0)