ときどき購入するST.DALFOURのジャム。
贈答用の特別仕様だと思うんですが、1oz(28g)サイズなんてあるんですね。
ティータイム食べきりサイズという感じ。
これほど小さな瓶は珍しいし後々使えそう。
同じメーカーのものを買い続けるとデザインが揃うので、再利用に都合が良いんですよね。
これ、実家から持ち帰ったものなんですが…
じつは最近、母の友人が逝去されて、その香典返しの品なんです。
その方は、私にとっても子供の頃からの知り合いで、家族の会話の中にもあらわれるほど親しい方でした。
実家に電話をかけた日、母は、いままさにお通夜に出かけるというところでした。
電話の様子から、母もそうとう驚いていたようでした。
あとで聞いたのですが、
友人が亡くなったというその日、母と弟は買い物先でバッタリ出会い、立ち話をして笑顔で別れたのだとか。
まさかその日に亡くなるなんて・・・。
最後となったその日に顔を合わせるなんて、本当にご縁の深い人だったのだなぁ と思います。
思い立って電話をかけた日がお通夜だったこともあり、私もその日は故人を偲ぶ日となりました。
大切な人と、いつが最後になるか分からない。
それを思い知るとともに、
単においしいジャムというだけだった物が、思い出の呼び出しスイッチになりました。