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by gaiaship

漢詩に心が向く歳になりました


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ここのところ漢詩が心に響く。

平泉のことを書いていたとき、松尾芭蕉の句を取り上げたのだけれど、
それで、あとで読み返したいなと思っていたのが、杜甫のあの有名な詩。


 国破山河在
 城春草木深
 感時花濺心
 恨別鳥驚心

-杜甫(中国)


 夏草や兵どもが夢の跡

-松尾芭蕉(日本)

にしても、似たような歴史的風景を前に、
その心情を込めた風情を5・7・5で表せちゃう芭蕉って、
やはり凄い。


そこから頭の中はいろいろと横道にそれて、韓国の漢詩が目にとまり、
上の書籍を購入したのです。
(中古で激安だったのに綺麗な帯が付いていて感激)

韓国にも似たような詩があったのですね。
しかも、なぜかノスタルジーな気分になる高麗王朝の消滅を憂いたもの。

 五百年都邑地 匹馬歸乘兮
 山河依舊 人傑何處之兮
 已矣哉 故國興亡問之何爲兮

-吉再(韓国)

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さらに横道にそれて、知りたかった詩の漢詩表記を見つけた。
a0013236_2114515.jpg相逢花満天
相別花在水
春光如夢中
流水香千里

-金萬重 (1637-1692)




서로 만나니 꽃은 하늘에 가득하고    出会いは空に花を咲かせ
서로 헤어지니 꽃이 물에 떨어집니다   別れは水面に花を散らす
봄빛은 꿈 속 같고               春の日は夢の如く
흐르는 물은 아득히 천리입니다      流れる水は千里先

(対訳 도라마:궁 2006)

もとは恋歌だけれど使えそう。

こういう「知」の旅、好きです。










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by gaiaship | 2014-10-23 19:55 | 韓国感 | Comments(0)